腰が痛くなったら、まず読んでください那珂市那珂整体整骨院
腰痛治療を始める前に
腰痛は、原因が特定出来る腰痛と特定出来ない腰痛に分かれます。
原因がある腰痛はたった15%とも言われ、腰痛のほとんどは、原因がわからないため医療従事者を悩ませる1つです。
ですので、しっかりとご自身の健康を維持するためにも普段から気をつけ、予防する事をオススメします。
一度でも腰を痛めてしまうと、再度腰痛になりやすくなるため、腰痛治療は出来る限りメンテナンスも含めて健康な体を維持するために通うようにしてください。
良い治療家さんに出会うためにも、全てを病院、整形外科さんや治療家さん任せにするのではなく、後述の記事をよく読んで腰痛治療、腰痛対策の知識をつけましょう!
いつまでもご自身の体を健康体で過ごし、趣味や家事、仕事をしていくためにも、ここでしっかり学びましょう!
1.腰痛ってどんなものがあるの?
一口に腰痛といっても様々な症状があり原因があります。腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、また臓器や血管などの病気が原因で痛みを引き起こす場合があります。
その他にも心因性のもので生活習慣病やストレスが原因で発症してしまう事もあります。今回は椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症、筋筋膜性腰痛をご紹介します。
1)椎間板ヘルニア
腰痛の代表的なもので椎間板ヘルニアがあります。椎間板ヘルニアは、骨と骨の間に椎間板というものがあり、それが圧迫され中の瑞核というもよが飛び出て神経を圧迫してしまう症状なんですが、よくおまんじゅうに例えられます。おまんじゅうを上から手を押し当てて、潰していくと中からアンコが飛び出しますよね。そのあんこが神経に触ってしまい痛みやしびれが出てしまうイメージですね。
2)脊柱管狭窄症
背骨には、脊髄、神経、血管を包み込んでいる脊柱管というものが通っていま。その管が骨や靭帯の変形により脊柱管か狭くなり血流を滞らせてしまう症状の事を言います。比較的多いのが、加齢や長時間の運転をする方、重い荷物取り扱う仕事をされている方が発症しやすい傾向があります。症状としては、間欠跛行という歩いて休んで歩いて休んでを繰り返しす動作が多くなり前かがみになるとラクになるという特徴があります。
3)筋筋膜性腰痛
筋・筋膜性腰痛は、腰回りの筋肉や筋膜の疲労です。初期段階ですと腰に重だるさ、疲れが出たりしますが放っておくと日に日に悪化し、痛みに変わり、ギックリ腰を引き起こす原因となります。また長時間のデスクワークや運転など同じ姿勢を取る方は筋肉が縮んでいる可能性があります。とくに大腰筋という腰の1番深い筋肉を傷つけている場合があります。
格安マッサージ店に行って揉んでもらうと一時的に血流が良くなり楽になる事もありますが、すぐ戻ってしまう事がほとんどです。
2どんな人が腰痛になりやすいの?
慢性的な腰痛の原因は、普段の姿勢や運動不足が大きく影響していると言われます。 ご自身で当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1)運動不足
普段身体を動かさない方は、筋肉が固まってしまっています。若い時から比べ、筋肉が衰えてしまい血流が滞り、そして加齢により筋肉が衰えてしまっている場合もあります。
身体は骨と筋肉で支えているのですが、血流が悪くなると筋肉も固くなり、骨で支える事が増えてしまいヘルニアなど髄核が飛び出しやすい環境を作ってしまいます。
そこで急に重いものをもつと、急に筋肉が引っ張られ痛みを引き起こす原因にもなってしまいます。
2)姿勢
例えばデスクワークの方、車での営業活動をしている方など、『座る』事を長時間している方は、腰痛を引き起こしやすいです。普段から同じ姿勢を取ってしまいうと血流が悪くなる、疲労物質がたまり痛みが出てしまいます。
3)重い荷物を持つ人
当院の患者さんでも多いのが、土木作業、引越し屋さん、重い荷物を運ぶトラックドライバーの方です。普段から心掛けていても、ついうっかり腰だけ曲げて荷物を持ってしまう、無理な体勢で荷物の受け渡しをしてしまう。普段から身体を動かしている方でさえ、腰を痛めてしまいます。
4)精神的なストレスがある
仕事が忙しいサラリーマンの方、産後でお子さんに手がかかり、睡眠不足や疲労で精神的なストレスがたまってしまうのも腰痛の原因になります。心因性のストレスは、脳が痛みを抑制してくれる物質を放出しにくくなります。自律神経が乱れているというのも同じですね。
3腰痛治療はどういうもの?
1)温熱療法
主に腰痛は筋肉が固まってしまい曲げられない、伸ばせないという固まってしまった筋肉が原因になるので、しっかり筋肉をホットパックなどの温熱療法で柔らかくしていくのが重要です。
2)姿勢改善
同じ姿勢を取ることにより、今まで蓄積した歪みもありますので、身体を調整していくのも重要です。骨盤の歪みがある場合は、しっかり整える事で血流の改善にもつながります。またストレッチも効果的です。深い位置にあるインナーマッスルを鍛えることにより、姿勢も良くなり腰痛改善、予防にもなります。
3)電気治療
痛みが続いている場合など我慢出来ない痛みは電気治療も有効です。電気治療器で痛みをブロックしたり、血流改善などの効果もあります。
4)手技療法
癒しのマッサージではなく、コリや張りを取るマッサージや、関節を動かせる範囲を広げる訓練やリハビリは特に効果があります。
4腰痛予防
腰痛にならないためには、負担をかけすぎない事です。普段から心掛けていきましょう。
1)腰だけを動かすのではなく、膝を使い腰を落として荷物を持つなど、負担をかけないようにしましょう。
2)立ち仕事の方、重い荷物をもつ仕事をしている方はコルセットなどで、無理な体勢を取れないように保護しましょう。腰痛対策のベルトは治癒させるものではありません。あくまでも保護、予防です。最近のものは、通気性も良く、ベルトをしている事を忘れるほど軽いものがあります。購入の際はかかりつけの先生に相談すると良いでしょう。
3)定期的に接骨院などで身体をチェックしてもらいましょう!今は骨盤矯正など接骨院でやっています。自分の歪みをしっかり認識して、キレイな姿勢を保ちましょう。
4)運動量や活動量を多くして、腰回りの筋肉をつけていきましょう。今はインターネットを使えばパソコンでもスマホでも調べられる時代です。YouTubeなど腰痛体操もアップされていますので、無理のない体操を選んで継続していきましょうね!
まとめ
腰は、本腰を入れる、腰が引けている、腰が重いなど、腰は漢字で書く通り『要』と書きます。手や足、首などすべては腰に繋がっています。腰を痛めていると必要な力が伝わらなくなり、本来の力を発揮出来なくなります。もしも腰痛になってしまったら、しっかりした治療をし予防法を身につけ、再発しないようにしましょう!